マグロに寄り添うワイン

マグロ好きな人多いですね。
きっと、お刺身の中で一番人気、お造りにも必ず入ってます。もちろん私も大好きです。
今回は、マグロのお刺身に寄り添うワインについて、試してみました。

築地 路地裏の酒亭 良太 の刺身盛り合わせ1.5人前

Mali’s Wine Cellar がある築地には、築地魚河岸があります。中央卸売市場が豊洲に移る時にできました。
プロ向けから一般向けまで、たくさんの魚屋さんがあります。その中に、マグロの専門店も10軒ぐらい。

バランスの良い本マグロ、コクのあるインドマグロ、ややあっさり目のメバチマグロ、脂たっぷりの養殖本マグロ。
その中から、今回はアイスランド産の天然本マグロ、でもお財布に優しい切り落としをチョイスしました。
そして合わせたワインはこちら、ロゼのカバです。

マグロは赤身と中トロが半々、切り落としをさらに半分にカット。存在感が強すぎないように、小さめのひと口に。
そして、お醤油とみりん少しで30分ぐらいヅケにします。醤油マリネとも言えるかしら。
雑味になりそうなので、ワサビはやめ。その代わりに、卵をすり込んだ山芋をベッドにして複雑味をプラス。

居酒屋さんで飲む場合、マグロのお刺身はかなり早いタイミング、まだビールのことが多いですね。
という連想から泡をチョイス。そして中トロの色に合わせでロゼ。スペインのカバです。

こちらのワインは、ロジャー・グラート カバ コーラル ロゼ ブリュット 2017になります。
ぶどう品種は、スペインらしいガルナッチャ70%、インターナショナルなピノ・ノワール30%。
かわいらしく淡いピンク色が美しく、泡立ちもエレガントに感じられます。
可憐な香りやきれいな酸味とともに、味わい深くしっかりとしたボディが感じられます。

見た目だけでも、気分は泡でハッピー、ロゼ色でハッピー、この1本だけでもハッピー×2。
そしてシンプルなやまかけに、華やかさが加わり味わいが豊かに感じられ、口の中は幸せに包まれます。
実は、マグロの他にも、ゆでたソラマメや、ナメタガレイの煮つけともいい感じでした。

バランスが良くしっかりとした味わいなので、和食全般との相性を感じます。
実はこのワインのすばらしさを生み出すために、秘密があります。

カバ(CAVA)とは、シャンパーニュと同じく瓶内二次発酵で造られるスペイン産スパークリングワインですね。
カバ生産者の中でもロジャー・グラートは特別です。第一に、その年に収穫されたぶどうのみを使って造る、ヴィンテージ・カバです。
次に、ぶどうの一番搾り果汁のみ使用しています(1本当たりのブドウの使用量がシャンパーニュの平均よりも3割以上多い)。
そして、カバの熟成期間は最低9ヶ月と規定されていますが、最低でも18ヶ月熟成しています。

「すべては、その華やかな瞬間のために」

ワイナリーの紹介ビデオはいかがですか。
大手シャンパーニュのメゾンと同じような、地下のセラーもあって、とっても素敵なワイナリーですね。是非訪ねたいものです。

今回はマグロとワインを合わせてみました。
それでは、みなさまの食卓が、素敵なワインで心豊かになりますように。

ワインの詳しいご説明はこちらへ。

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