クロワッサン・エシレに寄り添うワイン

クロワッサンというと、古いパリのイメージ。
通りに面したカフェで、カフェオレと一緒に。

そんな旅行気分にひたりたい時、府中でご活躍のパン職人さんが、焼き立てのクロワッサンを、届けてくれました。
しかも、バターはエシレを100%使用、リッチなテイストに、期待が高まります。

そこで今回は、クロワッサン・エシレに合うワインを試してみました。

伝統を守り造られる AOP認定フランス産発酵バター エシレ ÉCHIRÉ

エシレは、そのまま口に入れても幸せな気分になりますね。
原料は、規定に従ってのんびり育てられた、半径30km以内の、乳牛のミルクだけです。
そのクリームを、昔ながらの木製の攪拌機で、じっくりバターに練り上げます。

お待ちかねの、クロワッサン・エシレが到着しました。

袋から取り出すと、甘い香りが漂います。
ところで、クロワッサンは、手で作るととっても大変なんですね。
伸ばした生地で、伸ばしたバターを包み、さらに伸ばして折り畳み、を繰り返すそうです。それで、年輪のような層ができるのですね。

パン職人さんは、ひとつカットして、断面を確認します。

きれいに層ができています。エシレを使うと、一般のバターよりも美しい層ができるそうです。
そうすると、サクッともっちりした、クロワッサン独特の食感が一段と素晴らしく。

そろそろワインに合わせますね。

エシレの幸福感に、クリーミーなバターの香や酵母の香、そしてロースト感、そして期待される食感や、ほのかな甘み。
合わせてみたのは、こちらのシャンパーニュです。

ボランジェのスペシャルキュベになります。
今の在庫は、キャップシールと箱が007仕様になっています。
イギリスではボリンジャー、王室御用達で、ジェームズボンドもご愛飲の、シャンパーニュです。

きめの細かく豊富な泡、優しいイースト香とほんのり甘いような香り。
口に含むと、青リンゴを思わせる酸味が清らかで、ボディはふくよかで伸びやか。
余韻も長く、エレガントで飲みごたえのあるシャンパーニュです。

クロワッサン・エシレとも、香りや味わいの要素、その深みといった共通が多く、良い相性です。
わずかにナチュラルなジャムを、加えたイメージでしょうか。

BE A PART OF OUR FAMILY

ボランジェは1829年の創業以来、一族による経営を維持していて、ブドウも約70%を、自社畑でまかなっています。

実はさらに2点、特徴的なことがあります。黒ブドウであるピノノワールの比率が60%と高いこと。
そして一次発酵は、ステンレスタンクではなく、ブルゴーニュで使用された、旧樽を使用していること。
これらが相まって、ボランジェらしい独特な、深みのある味わいを生み出しているようですね。

残ったクロワッサン・エシレは、次の朝、お決まりのカフェオレと一緒に。

今回は、クロワッサン・エシレに、飲みごたえのあるシャンパーニュを合わせてみました。
それでは、みなさまの食卓が、素敵なワインで心豊かになりますように。

府中でご活躍のパン職人、鈴りんさんのFacebookはこちらへ。
ワインの詳しいご紹介は、こちらへ。
007仕様は限定販売なので、ご希望の方は、お早やめにご連絡くださいね。



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